• 過去の桃まつり

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    • 女性監督集団の映画祭?知らんわ!

      つまんなかったら全員呼び出して説教してやる!!

      と、思って作品を観始めたのだが・・・

      どれもこれもおもしれえ・・・

      つーか逆にオレが説教されたい・・・

      大根仁 (演出家・映像ディレクター)




    • 9人の監督たちの咲きっぷりが頼もしい今回の「桃まつり」。それぞれが自分の流儀とスタイルを持っていて、しかも一切媚がない。

      9人の監督名をしっかり覚えた私・・・・。

      北川れい子 (映画評論家)




    • 「すき」同士には、その二人にしか分からない世界が詰まっていて。

      それは、歪んでて、非常識で、気持ち悪くて、妄想的で。

      でもそこが「すき」の醍醐味よね、とほくそ笑みながら魅入ってしまいました!

      月船さらら (女優)




    • 女のくせに映画なんかやりやがる。

      昨今の監督女子どもの、身綺麗で小洒落ていてお利口でタフでキュートな具合はどうしたものでしょう。

      16歳の私が映画を撮ってみたいと思った頃、その手の女子は、大友克洋の短編漫画に出てくるような、「女のくせに映画なんか」色気や可愛げの欠片もない理勝ちなキャラと広く認識されていてモテない感満載だったのだけど。

      「女のくせに映画なんか」を売りにできる強かさは裏っ返せば「女も捨てずに頑張ります」っていう健気さでもあるわけで、よくよく考えればそれは監督男子どもには決して抱えられない「無駄な覚悟」てえ奴でして、色気や可愛げのない理勝ちでつまらん男どもが撮る映画なんかより、道理でよっぽど腹が据わってるわけです。

      産みの痛みや苦しみを耐え得る性なんだからそりゃやっぱりそうだろうと、あっさり頷かせてしまうのが「女の覚悟」なんだとしたら、男どもは背中を丸めた上目遣いで「…わかった、産めよ」と言うしかない。

      産んだ女はけろりとして、つやつやのホッペタでにっこり微笑んだりするとなんだか菩薩にも見えてきて、そんな具合に昨今の監督女子どもは皆きらきら、時にぎらぎらも見せつつに映画を産んでいるのだから、これは爽快極まりないじゃありませんか。

      ところで、「男のロマン」という言葉は良く使われるけれど、「女のロマン」てあんま聞かないやな。ほんとは男のそれよりも、うんとディープでドライでセンチメンタルなのにな。

      前川麻子 (女優、演出家、小説家)




    • この世の花がなかなか綺麗に咲かなくなってしまった今日このごろです。雨上がり、ちょうど花を待つ一日ですから、サドルの水を払って、桃花が咲いた吉野の山に自転車で行きます。坂道で、青空の向こうに映っている映画も見ます。

      稲川方人 (詩人)




    • 桃まつりというより、まるで東北の一本松のように、それぞれが頼もしい。

      いつか海辺に松林が復活する日が来るように、天に向かってそびえ立つ日を待ち望んでいます。

      白鳥あかね (脚本家・スクリプター)




    • 女の、意地悪さが、けっこう好きだ。

      女の、したたかさも、

      女の、こざかしさも、けっこう好き。

      女性監督の作品が9本もあると、そういういろんな『好き』を、

      満たしてくれるのだなあと、実感。

      映画撮るのに女も男も関係ないが、それでもやはり、にじみでて

      くるものがあるのだよねえ。そこが面白い。そして嬉しい。

      悪くない。女ばかりの桃まつり。

      龍居由佳里 (脚本家)




    • Japanese cinema today absolutely needs a new wave of women filmmakers,

      why not? And for this reason, Momo Film Festival has for the past 6

      years, by choosing the right films for their program, been proving

      that we are on the right track for this movement. CUT. Amir Naderi,

      Tokyo,

      March 22nd, 2012.


      現在の日本映画なら女性映画監督が増えたらいいではないですか?

      そういう目的で桃まつり映画祭は6年前から行われています。

      それで、映画祭にいい映画を選べているお陰で、桃まつりはこの動きが

      いい方向に進んでいることを今年また証明してくれました。


      日本映画界は、今、絶対的に新鋭女性監督を必要としているのではないか。

      その理由に、『桃まつり』は6年の歳月を重ね、プログラムから選出されている作品をみても、

      その動向は証明されている。

      CUT アミール ナデリ 2012年3月22日 東京にて。

      アミール ナデリ (映画監督)