『マコの敵』

脚本・監督:篠原悦子（シノハラ　エツコ）
30min./DV/16:9/2009/Japan

• 出演:中込佐知子、野村恵里、吉岡睦雄、谷川昭一朗
• 脚本・監督:篠原悦子
• 撮影:西村晋也
• 照明:木田貴裕
• 録音:伯野祥展
• 助監督:鹿川裕史
• 制作:中井友昭
• ヘア&メイク:宮�賦G理（atelier ism(R))
• スチール:浅見友紀乃、高嶋雄介
• 音楽:スズキリョウ
• 編集:ダイス＆モンスリー
• 整音:高田伸也
• 音響協力:菊池信之
• ベリーダンス協力:Yildiz

あらすじ

ダンスに情熱を注ぐベリーダンサー・マコ。ある日突然、恋人の佐久間に「好きな人ができた」と告げられ、あれよあれよという間に去られてしまう。「佐久間の好きな人」に囚われたマコは、佐久間の友人・磯見を頼り、その女の顔を知ることに。１年の時が過ぎ、マコがショーダンサーとしての地位を確立しはじめた矢先、マコのショーに、磯見とともに「佐久間の好きな人」がやってきた。マコのダンスに衝撃を受けたその女・夕子は、マコにダンスを教えて欲しいと言い出した……。

監督プロフィール

1977年東京都出身。映画美学校３期フィクションコース修了。学習院大学文学部哲学科卒。大学在学中より自主映画を撮り始める。卒業後、出版社で映画本やデータベースの編集・執筆等を行いながら、若手役者達と企画・製作した自主映画『ザ・バードメン』（04）、短編『サドンチョイス』（05）を作る。現在製作会社にて、企画を練る日々。

撮りたかったのは、ありがちな男女の三角関係、誰もが抱きうる嫉妬と憎しみ、ダンスと肉体、動き、まなざし、嫉妬以上の特別なもの。

キャストプロフィール

マコ／中込佐知子（ナカゴメ　サチコ）
1972年東京都出身。舞台「リング・リング・リング」（91／つかこうへい）でデビュー後、映画、テレビ、舞台で活躍中。代表作品に、映画『えんがわの犬』（01／行定勲）、『県庁の星』（06／西谷弘）、舞台「恋する妊婦」（08／岩松了）、CM「クラシエ『ナイーブ』」など。また、ベリーダンサー“Sahila”としても活動し、精力的にショーやレッスンを行っている。2008年には「ベリーダンス入門　ポジティブな心と体を手に入れる」（河出書房新社）が出版された。

夕子／野村恵里（ノムラ　エリ）
1984年群馬県出身。映画、テレビドラマ、舞台などで幅広く活動。主な映画出演作品に、『十五才  学校IV』（00／山田洋次）、『稲妻ルーシー』」（04／西山洋市）、『アヒルと鴨のコインロッカー』(07／中村義洋)、『ドモ又の死』（08／奥秀太郎）など。テレビドラマでは、NHK「恋セヨ乙女」（02）、CX「東京タワー」（06）、TVK「超こわい話」（06）など。CMではセブンイレブン、資生堂「エクシエール」などがある。