地蔵ノ辻

脚本・監督:竹本直美(タケモト ナオミ)
15min./DV/16:9/2009/Japan
  • 出演:斉藤陽一郎、河井青葉、森田亜紀、滝沢聖波
  • 脚本・監督:竹本直美
  • 撮影:榎本至
  • 録音・整音:黄永昌
  • 音楽:シエスタ
  • 助監督:加藤学
  • 監督補:榎本敏郎 編集:横山昌吾
  • ヘア&メイク:西田美香(atelier ism(R))
  • スチール:浅見友紀乃

あらすじ

交通事故で妻子を亡くした男・佐藤隆。自責の念から地蔵を撮る日々を送っている。ある日、公園で不思議な女・紗璃と出会う。佐藤は半ば強引に連れ出され、どこまでもどこまでも歩いていく紗璃のあとを不審に思いつつついていく。力尽きた時、佐藤は、自分の身に起きたことに気付き始める。

監督プロフィール

『夜の足跡』(01/万田邦敏)に製作助手として参加。その後、数々の自主映画にスタッフとして参加し、2006年万田邦敏監督とともに映画上映会「十善戒」を主催。2007年「桃祭」で『明日のかえり路』を初監督、翌08年「桃まつりpresents 真夜中の宴」では『あしたのむこうがわ』を続けて発表する。2008年「Canadian Docu Days-知られざるNFB/ONFドキュメンタリズム」企画上映運営スタッフとして参加。

ある日、夢を見た。男が雪原の中にぽつんと埋まっている地蔵を空から見ていた。それから男は寂れた温泉街の路地を歩いてた。そこは懐かしいような、でも、違和感を感じさせられる何かがあった。男は、だんだん、ここにいてはいけないような気がして足早に歩き始める。目に見えない何かが迫ってくるような恐怖に囚われ駆け出した。街を走り抜け、森を駆け抜けた時、男は、元の路地へ出た。そして男は自分の身に起きた事を悟った。その姿を地蔵が見守っていた。そんな夢を映画にしてみました。人間、自分の身にふりかかったことをどこまで自覚しているでしょう?今この時の私は現実の自分なのでしょうか?

キャストプロフィール

佐藤隆/斉藤陽一郎(サイトウ ヨウイチロウ)
1970年北海道出身。『Helpless』『EUREKA(ユリイカ) 』など特異な個性を生かした青山真治作品には欠かせない常連俳優。近年公開作に『サッド ヴァケイション』(青山真治監督)『コンナオトナノオンナノコ』(冨永昌敬監督)他。

紗璃/河井青葉(カワイ アオバ)
1981年東京都出身。15歳の時スカウトされnon-no、PeeWeeなどの雑誌やショーのモデルを務める。20代に入り女優に転身、映画『ガールフレンド』、『ともしび』などに主演する。



『壱のkiss!』 たまゆら
監督:山崎都世子
収穫
監督:粟津慶子
タッチ ミー
監督:山田咲
『弐のkiss!』 マコの敵
監督:篠原悦子
月夜のバニー
監督:矢部真弓
あとのまつり
監督:瀬田なつき
『参のkiss!』 地蔵ノ辻
監督:竹本直美
それを何と呼ぶ?
監督:長島良江
クシコスポスト
監督:別府裕美子
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